
Wordを起動するとOfficeの日本語版のキャラクターの「カイル君」(右上図の右下端のイルカ)が出迎えてくれる。最近人工知能が発達してWindowsに組み込まれたりしているが、その20年前に既に対話形式のOfficeのアシスタントなるものが存在していたということがわかる。ただ、的確な回答が戻ってこなかったので不評であった模様。キャラクターはカイル君以外にも数種類用意されいて、そのうちの幾つかを紹介しようと思う。

日本語版Officeの既定のキャラクタ、カイル君。「お前を消す方法」という検索で有名らしい。

英語版キャラクタ、Clippy。こちらも不評だった模様。

不思議な力を持っていると主張している冴子先生。
これらのキャラクタはいずれもOffice97で登場し、office2003で姿を消したので今のOfficeでは見られない。(冴子先生のみ2010で復活?詳しくは「参考」へ) Windows7ではOSの関係上キャラクターの背景が紫色になってしまう。以前はMSのサイトに修正用のプログラムが公開されていたものの、現在は公開を終了している。(但し、
こちらのリンクでダウンロードが可能なのを発見した。)
また、やろうと思えばキャラクターを自作できることも可能な模様。(
参考--AAアプリ研究室)
旧式のWordなので、このアシスタント機能を除いて、最新版のようにOnedriveが云々とか自動保存が云々とか不快になる機能が少なく使いやすい。ただ、Wordのファイルがdocx形式ではなくdoc形式で出力されることだけには気をつけたい。(こちらもdocxをdocに変換するためのパッチが存在する。)